天皇山の屏風のような麓に位置し、天然記念物224号に指定されているオルムコルは、冬は熱い風が吹き、真夏の暑さの中では氷が凍るという世界唯一の神秘的な渓谷です。 『東医宝監』の著者・許浚の師匠である柳義泰先生の殺身成仁の精神が宿っている聖なるオルムコルは、表忠寺、雲門寺とともに嶺南のアルプスとして有名な加智山に囲まれた天恵の観光名所でもあります。温帯海洋性の気候と内陸性の気候が交わって移動性高気圧が形成されるところで、りんごの肥大期には日較差が激しくて、他の地域のりんごに比べて4~5度も糖度が高いです。
9~10月の着色期には降水量が少なく、酸味が低下し、全国最高のりんごを誇ります。30年余りの短い期間ですが、密陽の特産品オルムコル蜜りんごのさらなる研究開発を通じて農業者の所得増大に貢献し、優秀なりんごを生産して消費者に愛されるオルムコルりんごを広報し、密陽の観光産業と密陽名品に育てるため、毎年オルムコルりんご祭りを開催しています。